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企画展〈わっ、さなえさん!こんどは何をはじめたの?〜佐々木早苗〉

JUGEMテーマ:展覧会

 

 

〈企画展〉

「わっ、さなえさん!こんどは何をはじめたの?」

佐々木早苗

 

 

〔会 期〕2019年6月21日(金)〜10月1日(火)
〔会 場〕るんびにい美術館(花巻市星が丘1-21-29)
〔時 間〕10:00〜16:30
〔休 館〕水曜日・第4火曜日・8/13(火)
〔入場料〕無料
〔問合せ〕るんびにい美術館 電話0198-22-5057
〔主 催〕社会福祉法人光林会 るんびにい美術館

 


今回の展覧会でご紹介するのは、るんびにい美術館のアトリエで制作している佐々木早苗さんです。何者にもなびかない、流されない、淡々として堂々たる早苗さん。彼女の造形表現は、オモシロ・スゴイと思います!


 

 

 

早苗さんは1963年岩手県花巻市生まれ。小学校低学年の頃に障害者支援施設に入所し、現在まで半世紀近くを施設で暮らしています。農作業や簡単な手芸を学ぶ年月を経て、やがて三十代から独自の「創作」の目覚めが始まります。

 

 

佐々木早苗 さをり織り(部分)

 

 

施設で織物の作業グループに所属したのを機に、さをり織りを習得。また同じ頃、自分でどこからか紙とボールペンを調達し、紙片にびっしりボールペンで線を書き込んで塗りつぶすような不思議な作業を自室で開始します。この作業が、次第に変容しながら早苗さんの絵画へと展開していきました。

 

 

佐々木早苗「アンテナ」

 

 

現在まで、早苗さんは「のめり込む→やめる→のめり込む→やめる」というサイクルで制作をしています。織り、ボールペン画、刺繍、冊子への不思議な書き込み・・・いずれも緻密で、時にモノクローム、時に色彩の妙に富んだ多様な表現。短くて数か月、長くて数年。一つの仕事に取り組んだあと、飽きて次の仕事に移行します。飽きてくると「あ〜飽きて来たんだなあ早苗さん・・・」というのがわかります。居眠りが多くなったり、仕事が大味になってきたり。

 

 

佐々木早苗 無題(しかく)

 

 

 

佐々木早苗 刺繍

 

 

 

佐々木早苗 (通販カタログに書き込み)

 

 

 

佐々木早苗 無題(まる)

 

 


この一年ほどは、丸く切り抜いた画用紙に同心円状にいろんな色を塗って、衝立(に貼った紙)に糊で貼っていくという制作をしています。この作業はいつまで続いて、次はどんなことをするのか、誰にもわかりません。たぶん早苗さんにも、わからないんじゃないのかなと思います。

 

 


 

誰かに見せるつもりなんか無さそうな早苗さん。展覧会の相談をおずおずしてみると、意外と好感触。じゃあ、やっちゃっていいですか?早苗さんがこの二十年ほどの間に生み出した、不思議な表現の数々をズラーっと展示してみますよ!

 

 

 

***** 関連企画 *****

 

ギャラリートーク
解説・板垣 崇志 (るんびにい美術館アートディレクター)

 

 

〔日 時〕2019年8月12日(月)13:30〜(1時間ほど)
〔会 場〕るんびにい美術館
〔入場料〕参加無料、申込不要。直接会場にお越しください。
〔問合せ〕るんびにい美術館 電話0198-22-5057

 

早苗さんの約二十年にわたる表現の変遷と、日常の創作の様子を解説します。アトリエお盆休み期間中のため、残念ながら早苗さんご本人の出演はかないませんが、長年早苗さんの表現をかたわらで見てきたアートディレクターの板垣がお話しさせていただきます。とっても不思議で、見る人を圧倒的な力で引き込む早苗さんの創造の秘密が垣間見えるかもしれません。ぜひお越しください。

 

 

 

author:museum-lumbi, category:企画展, 17:24
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