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企画展「いのちの形がみえたなら ー光林会30年の造形表現展ー」

 

 

企画展

いのちの形がみえたなら

 ―光林会30年の造形表現展― 

 

前期:2018年5月17日(木)〜8月20日(月)  
後記:2018年8月24日(金)〜11月20日(火)

 

開館時間 10:00〜16:30

〔休館日〕毎週水曜日・毎月第4火曜日

《 入場無料 》

 

                           

 

 

るんびにい美術館を運営している社会福祉法人光林会は本年、創立50周年を迎えました。当企画展では、光林会の造形表現活動のあゆみを、その始まりまで遡ってご紹介いたします。

 

 

1988年、児童入所施設ルンビニー学園の学卒児の作業として造った

穴窯「一灯窯」の誕生から、光林会の創作活動は本格的に始まりました。


 

光林会での表現活動の出発点とも言えるのが、30年前に始まった陶芸活動です。三日三晩、薪を絶やさずにくべる穴窯での焼き物。

 

 

 

 

 

1,200度に達する窯の中。

 

 

今井建志 無題 制作年不詳

 

 

村井洋 無題(動物) 制作年不詳

 

 

 

 

 

 

 

 

釉薬を一切使用せず、赤松の灰が高温の炎の中で溶けることによって、自然の力を借りた力強い風合いとなるのが特徴です。地域の方々のご協力をいただきながら、長きに渡ってあかりを灯し続けています。

 

 

1993年1月の火入れ、初代一灯窯を囲んで。

当時一灯窯を取材していた映画監督の是枝裕和さん

(「万引き家族」で今年カンヌ映画祭パルムドールを受賞:2列目右から2人目)や
エッセイストの澤口たまみさんの顔も見えます(最後列中央)。

 


 

かつて月に2回行われていた「絵画同好会」。20年ほど前に始まり、光林会の入所施設を利用する方たちの自由な余暇活動として、絵を描いたり立体作品を作ったりする時間が設けられていました。その活動が、現在のるんびにい美術館のルーツとなっています。

 

 

 

絵画の制作活動(2001年頃)

 

 

 

 

細田美由起 無題 2003年頃

 

 

 

 

 

高橋慶行

ISEKIコンバイン・クボタコンバイン・ヤンマーディーゼルコンバイン

2004年

 

 

 

 

 

昆弘史 人 2005年

 

 

 

 

 

阿部ちぐさ 無題 2007年頃

 

 

 

 

 

佐々木早苗 無題(しかく) 2004年頃

 

 

 

 

 

2017年に完成したデイセンターでのアトリエ活動

 

 

 

織りや刺し子といった手芸も盛んに取り組んでおり、いずれも、一人ひとりの表現への意思が存分に表出されることによって、魅力的な作品がいくつも生まれました。

 

 

手織りの作業(るんびにい美術館アトリエ)

 

 

佐々木早苗 無題(刺繍) 2009年

 

 


絵画や焼き物、織りや刺し子、あるいは今までにないような造形物。「作品」と呼ばれるその数々は、作者にとっては、日々の関心ごとの積み重ねであったり、親や支援者との関わりの軌跡であったりと、その背景にあるものは十人十色です。

 

形になるもの、ならないもの。あらゆる表現には、その人のいのちの形が映し出されます。そして一人ひとりがそれぞれに表現した生の軌跡が、そのまま光林会のあゆんだ軌跡です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

作品という形に宿ったそれぞれのいのちが、来場される皆様のいのちに出会うことを願って、本展を開催いたします。 

 

 


 

JUGEMテーマ:展覧会

 

author:museum-lumbi, category:企画展, 10:00
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