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企画展「きよしさんさなえさんならこう展示するそうです!」

 

 

企画展

ルンビニック・アーティスツ!

「きよしさんさなえさんならこう展示するそうです!」

 

2018年1月12日(金)〜 4月17日(火)5月8日(火)

開館時間 10:00〜16:30

※会期延長しました。
〔休館日〕毎週水曜日・毎月第4火曜日(1/23・2/27・3/27・4/24)

《 入場無料 》

 

                           

 

今回の展示会場はギャラリーに入る前、玄関を入ってすぐの風除室からすでに始まっています。風除室の壁面には、目線よりもずいぶん高い位置に絵画が数点。一体誰がこんな展示を?

 

展示作品のミニチュアを見つめる季良さん

 

 

当館恒例の「ルンビニック・アーティスツ」展の構成を、今回はるんびにいアトリエのお二人の作者、八重樫季良さんと佐々木早苗さんにお願いしてみました!

 

 

 

1/20サイズのギャラリーのミニチュアに作品を配置していく季良さん、早苗さん

 


実際の作業に入るまで、どんな展示になるかまったく未知数だった展覧会。当館スタッフも期待と不安一杯で臨みました。

そして出現した、衝撃の展示!!

 

 

 

 

 

 

 

展覧会など、作品の社会的な扱いについては他人の意図に委ねる部分が多い知的障害のある作者たち。しかし自身の創り出したものを「美術」や「アート」、ましてや「アール・ブリュット」とも、ひいては「作品」とすら呼んだりしない多くの作者たちの真意を、これまでのプロデュースは実際のところどれだけ反映できているのでしょうか。

 

言葉や枠組みにとらわれない世界で表現する、作者たち。その表現をありあわせの言葉や枠組みの中にはめ込んでいく、周辺の私たち。

既成のお約束の中での「アート扱い」に私たちがふけっているうちに、私たちはもっと大事な何かを取りこぼしてはいないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業を不意に離れ、階段の踊り場に飾ってあった絵の上に

なぜかミニチュアを貼り、それに向かって礼拝する季良さん。

 

 

 

 

展覧会とは、常識では「観せるため・観るため」に作られます。観せたい人と観たい人が、観せたい人と観たい人の都合で作り上げる舞台。

でも人間の創造的表現とは、そもそもそのような舞台に立つために生まれたものだったでしょうか?

 

 

もっと上に貼りたい早苗さん

 

 

季良さんの展示構成

 

 

 

 

早苗さんの展示構成

 

 


季良さんと早苗さんが、そんなしたり顔の「展覧会の覇権」に亀裂を入れたかも知れません。予定調和は無し。予想できたのは「予想外のことが起こる」ということだけ、そしてその予想さえも凌駕した実際の結末。ぶれない人たちのぶれない意志が導くリアルガチ。

 

 

この結末の目撃者は、「あなた」です!

 

 

 

 

JUGEMテーマ:展覧会

 

author:museum-lumbi, category:企画展, 17:17
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