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イーハトーヴォのアール・ブリュット
イーハトーヴォのアール・ブリュット
2010年7月8日(木)〜9月14日(火) 水曜定休 【入館無料】
開館 10:00〜17:00
  《会期終了いたしました》




佐々木早苗「無題」(刺繍)


岩崎司 「題不詳」(鉛筆・紙)


戸来貴規「日記」(鉛筆・紙)


八重樫道代「ねぶた」(マーカー・紙)


 2010年3月、フランス・パリの市立アル・サン・ピエール美術館において、『アール・ブリュット・ジャポネ』(日本のアール・ブリュット)という展覧会がスタートしました。(会期は2011年1月2日まで。)

 アール・ブリュットとは、美術教育や流行の影響を受けていない、高度な独創性にもとづいた表現作品のことです。その作者たちの多くは、それぞれの人生を純粋に「自分自身」でありきる生き方を歩みます。その生き方が、作品においては際立った独創性と、みなぎるように生々しい生命の息吹として表れます。その作品は言わば、あるがままの人間の命そのものの形なのです。

 この展覧会には、日本から63名の作者による約1000点の作品が出品されており、このようなテーマの展覧会としては、日本国内でも前例の無い大規模なものです。同展は現地で大変な好評を博しており、フランス国内はもとよりヨーロッパ全土から多くの観覧者が訪れています。

 『アール・ブリュット・ジャポネ』展には、岩手県からも9人の作者の作品が招待されました。るんびにい美術館では、今回その9人の作り手による作品を紹介します。

 彼らはここイーハトーヴォ岩手の大地で、私たちと共に生き、あるいは生き尽くし世を去りました。あるがままの人間の命から生まれた彼らの造形。その造形は、私たちすべての人間の命の姿そのものを映し出しているかに思われます。

 いま同じ大地に生きる、これらあるがままの生に思いを馳せていただければ幸いです。
author:museum-lumbi, category:企画展, 16:34
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