RSS | ATOM | SEARCH
企画展「命は創造をやめない―震災を越えて生まれるものたち」

 

企画展

命は創造をやめない

―震災を越えて生まれるものたち―

 


繭(まゆ)と蔟(まぶし)―小高天織:福島県南相馬市(写真・菅原裕)
 

2017年1月12日(木)〜 3月17日(金)

会期延長 4月16日(日)まで
開館時間 10:00〜16:30
休館日 毎週水曜日・毎月第4火曜日(1/24、2/28、3/28)
《 入場無料 》

 

 

 

私たちは、弱いのでしょうか。

 

命をおびやかされ、すべてを失うような過酷な出来事が、この世界には起こります。大きな潮にのまれ、私たちは細い小さな草花のように冷たい土に倒れ伏します。倒れた私は、あるいは彼は、もはや再び立つことなく消えていく。誰しもがそう思うかもしれません。私たちは弱い。

 

 

笹原 留似子

復元納棺師。被災地で300人以上の納棺をボランティアでおこない、見送った故人の笑顔の肖像を描いた。

 

 

 

小さな草花のように。
私たちはしかし、時と共にふたたび土を緑に覆い始めます。

 

潮のように。
私たちは途絶えることなく静かにうごめき、やがて潮騒と共にふたたび満ちていきます。

 

 

 

 

田崎飛鳥(写真中央/岩手県陸前高田市)

自然や家族を描く青年画家。亡き人と遺された人の心を慰めるべく、絵画を描き贈った。

 

 

大槌復興刺し子(岩手県大槌町)

避難生活を送る女性たちの仕事づくりとしてスタート。現在は全国に販路を持つ。

 

 

ハックの家(松家圭輔の絵画ほか/岩手県田野畑村)

障害者支援施設だが、震災時はあらゆる人の避難を受け入れた。関わるすべての人が生き生きと創造的に共生する稀有な場。

 

 

 

命は創造をやめない。
色を。形を。音を。行動を。関係を。変化を。明日を。今、この瞬間を。
命は休むことなく生み出し続ける。

 

 

 

リアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市)

震災が残した記憶と課題の継承を目指し、公設の美術館としては異例とも言える鋭く踏み込んだ常設展示をおこなう。

(写真・リアス・アーク美術館提供)

 

 

 

 

おのくん(宮城県東松島市)

同市小野駅前仮設住宅で住民らが作り始めたソックモンキー。大人気になり「里親」と呼ばれる持ち主が全国に。

(写真下・大西暢夫撮影)

 

 

 

大西暢夫

フォトジャーナリスト。宮城県東松島市の住民らに寄り添い、その暮らしと心情を記録し続けている。

 

 

 

東北には、2011年の震災を端緒に生まれた創造があります。
東北には、震災を経てなお失われずに生き続ける創造があります。

 

 

 

大堀相馬焼(福島県浪江町)

同町大堀地区で300年以上にわたって継承されてきた伝統工芸。

原発事故により窯元が離散したが、およそ半数の窯元がそれぞれの新天地で作陶を再開。

 

 

 

小高天織(福島県南相馬市)

原発事故で避難指示区域となった同市小高区で、

養蚕と絹織物づくりを介して人が出会い、仕事をし、生きる意味を見出していく場。

(写真下・菅原裕)

 

 

私たちは草花と同じ命。私たちは潮と同じ命。
私たちは強い。
その証を確かめたいと願う展覧会です。

 

〔助成〕損保ジャパン日本興亜「SOMPOアート・ファンド」(企業メセナ協議会2021 Arts Fund

 

 

   ◆ ◆ ◆

 

 

〔関連イベント〕※終了しました
映画「家族の軌跡〜3.11の記憶から〜」(監督・大西暢夫)

上映会と監督トーク

 

「家族の軌跡〜3.11の記憶から〜」より

 

 大西暢夫


■2017年3月4日(土)14:30開演
■会 場 るんびにい美術館
■入場料 無料
■詳細は追って当館ホームページ、チラシなどで告知いたします。

 

〔助成〕いきいき岩手支援財団(いわて保健福祉基金)

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:展覧会

author:museum-lumbi, category:企画展, 14:53
- -