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企画展「やさしい憧憬 −此処へ・何処かへ−」
JUGEMテーマ:展覧会
企画展
 
 
やさしい憧憬

−此処へ・何処かへ―


2014年12月4日(木)−2015年3月16日(月)
※会期延長になりました。
開館時間10:00〜16:30(※第4火曜日15:00閉館)

水曜定休・12/29-1/4休館《 入場無料 》

岩手県福祉基金助成

 

斎藤勝利 無題


 
一人ひとりの人の心の内にある、さまざまな光景。懐かしさや、あるいは憧れを喚起してやまない近くて遠い場所。それは記憶された実在の場所であったり、あるいはこの地上には存在しない理想の世界であるかもしれません。人の数だけの無数の光景がこの世界に散らばりながら、かつ永遠に他者の目には見えない一人ひとりの内的世界に秘められています。


 

小幡正雄 無題


しかし、この永遠に他者から秘められたはずの光景を、人は他者の五感に触れるものとして物象化させる術を持っています。その術を、私たちは〈表現〉と呼びます。図像として、立体物として、音響として、言語として。表現は、一人の内に秘められていた不可視・不可触なイメージと感情が、他者と共有されることを可能にします。


 

上甲瞳 「こころもよう」

 

野田雅人 「どれがお好きですか?」

 

小林靖宏 無題



誰かの内なる光景が、作品という表現を仲立ちに別の誰かの内なる光景となる。この体験を通して、私たちは互いに別個の存在として生きながら、その魂にとても近しい故郷を共に宿していることに気付くかもしれません。魂が人と人との様々な隔たりを越えて同郷のものであることを知るとき、私たちはより深く人間存在の肯定に至ることを促されるのではないでしょうか。


 

三橋精樹 無題



此処へ、何処かへ。人の魂は共にその寄る辺へと向かいます。
本展の開催にあたり多大なご協力をいただきました学校法人カナン学園、社会福祉法人カナンの園、社会福祉法人グロー、社会福祉法人当麻かたるべの森、特定非営利活動法人はれたりくもったり、最上町教育委員会、ならびに助成をいただきました岩手県福祉基金に心から感謝申し上げます。
author:museum-lumbi, category:企画展, 12:12
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