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舛次崇展(会期延長12/1まで)
企画展
舛次 崇
2014年7月3日(木)− 12月1日(月)
※会期延長決定。一部展示を入れ替え、あらたに3点の作品を展示。

開館時間10:00〜17:00(水曜日休館)《 入場無料 》
岩手県福祉基金助成

ギャラリートーク
9月28日(日)16:00〜17:00(申込み不要)
講師・はた よしこ氏
会場・るんびにい美術館



舛次崇「植木鉢の花」


「さつまいも掘


本展では、兵庫県在住の作者舛次崇(しゅうじ たかし)の作品をご紹介します。
1991年、舛次が通う兵庫県西宮市の障がい者授産施設「すずかけ作業所」で、絵画クラブの活動がスタートしました。この活動は、絵本作家のはたよしこがボランティアとして企画し、作業所がこれを受け入れるかたちで開始されたものでした。
彼は18歳の時、この始まったばかりのクラブ活動に参加します。初めのうち、彼が描くモチーフは「甲子園球場」、ただそれのみでした。観客席や、愛する阪神タイガースのスコアボードなどを何度も繰り返し描いていた舛次。そんなある日、机の上に置かれた鉢植えの枯れた植物が彼の目に留まります。彼はふと、この植物を描き始めました。そしてこの日から、彼の表現の対象は大きく広がって行ったのです。



舛次崇「フタコブラクダ」

舛次の描画について、彼の制作を長年にわたり見守り続けて来たはたは、〈対象をじっと見てはいるが、その形をトレースしているのではなく、どうやらそのモチーフから受ける「感じ」を直感的に受信して、描いているらしい〉と述べています。
モノクロームやごく限られた色彩で、直感的にとらえた対象の形態を描き出し、力強い構図の中に収めて行く舛次の作画。自分が対象から感じ取った心象を、彼流の単純化した形にとらえるのです。一つひとつのモチーフに対してこのシンプルなアクションを重ねて行く中で、彼の作品の印象的な構図は自然発生的に構築されて行くものであるようです。
力強く、静謐で、迷いのない造形。大樹のように柔らかく佇む作品の森へ、足を踏み入れてみませんか。





舛次 崇
1974年生まれ、兵庫県在住。18歳の時に障害者授産施設すずかけ作業所の絵画クラブに参加。2008年にスイスのアール・ブリュット・コレクションに作品が所蔵されたほか、2010年パリ市立アル・サン・ピエール美術館「ART BRUT JAPONAIS」展に出展、2012年からヨーロッパ巡回展「Art Brut from Japan」に出展中。
JUGEMテーマ:展覧会
author:museum-lumbi, category:企画展, 18:22
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