RSS | ATOM | SEARCH
新しい展覧会

 〔企画展〕終了しました。
うちの理想宮
〜パラダイス・シフト!〜

2011年11月10日(木)〜
2012年2月14日(火)
開館時間 10:00〜17:00(水曜日休館)
年末年始休館 12月28日〜1月4日

《 入場無料 》




山崎 健一




富塚 純光




四日市 ゆり





似里 力





都築 響一





加茂谷 正俊





武田 拓




三上 正泰




 フランス第2の都市リヨンの郊外・オートリーヴという小さな村に「理想宮」と名付けられた石でできた宮殿があります。
 これは、フェルディナン・シュヴァル(1836−1924)という郵便配達夫が1879年から33年の月日をかけて、独りで石を積み上げ、セメントで固めて作ったものです。
 当時の町の人々は、シュヴァルを「庭を石で一杯にしている哀れな狂人」として嘲笑しました。シュヴァルは仕事を終えた後、人目につかない夜の時間に宮殿づくりに汗を流しました。
 出来上がった宮殿は、その後アンドレ・ブルトンをはじめとするシュルレアリストたちの感嘆の的となり、1964年には国の重要建造物に指定されています。

 本展でご紹介するのは、現在を生きるシュヴァルの末裔たちともいうべき作り手たちです。糸・布・割り箸、そして絵の具……それぞれが自分の魂が反応する素材を積み重ねて作った一人ひとりの理想宮にほかなりません。
 作り手たちが生み出した姿かたちの美しさと、その薄皮を1枚めくると現れる、煮えたぎるマグマのような創造の歓びを感じていただきたいと思います。

 作り手たちのクリエイティビティが、人と人とを隔てる壁を打ち壊す快感を共に感じていただければ幸いです。


(花巻市障害者アート特別啓発事業助成)

author:museum-lumbi, category:企画展, 14:44
- -